流し撮りの撮り方~シャッタースピードで遊ぼう!~
目次
流し撮りとは?
まず、流し撮りって何かを説明しましょう。
流し撮りとは、写したい被写体にピントがあっていて、背景が流れたように写す撮影テクニックの事です。
こんな感じで人物を撮ると、
背景が流れているように写るので、躍動感が表現できます。
流し撮りにおすすめのモード
流し撮りは、オートでは撮れません。
カメラのモードをマニュアルモード、もしくはシャッタースピード優先モードにして撮る必要があります。
どちらかのモードにして、シャッタースピードを100分の1以下にします。
60分の1くらいのスピードががちょうど綺麗に撮れやすいと思います。
こちらの写真は40分の1で撮っています。
流し撮りにおすすめのピント(AF)の設定
流し撮りにおすすめのAF(ピント)の設定は
コンティニュアスAF(AF-CまたはC-AF、Canon機の場合はAIサーボ)がおすすめです。
このAFの設定は一度ピントを合わせると、動いているものにピントを合わせ続けてくれるという
とっても優れたもので、動きがある撮影の時は、この設定に変えましょう。
流し撮りの撮り方
いよいよ撮り方になりますが、
動いている被写体と、同じ速さでカメラを振りながら(動かしながら)シャッターを押します。
動いてくる被写体に途中からピントを合わせるのは難しいので、
出来れば、この写真の場合だったら、スタート時点でピントを合わせておくと安心です。
人物が右から左へと動いてくるのに同調させて、カメラを右から左へと、
被写体がファインダーからはずれないように注意しながら動かしながらシャッターを押します。
カメラの動きが早すぎたり遅すぎたりすると、
このように主役の人物までぶれてしまうので注意です。
流し撮りを成功させるコツ
流し撮りって、よくスポーツカーのレースや、電車の写真を見ることがあると思うのですが、
難易度が高い撮影方法です。
これを成功させる秘訣は、
被写体の速さとカメラを振る速さを同じペースにすること。
走り抜けるスポーツカーなら速いスピードだし、
走っている子どもなら、そのペースでカメラを振るのがコツです。
でも、この撮影方法は1回でばっちり撮れるものではありません。
ばっちりと撮れる方もいるとは思いますが、
よほど上手な人です。
何度か挑戦してみることがとっても大事になってきます。
でも、何度も挑戦して、いい1枚が撮れた時の喜びってとっても言葉で言い表せないものがありますよ^^
ぜひ挑戦してみてくださいね!
シャッタースピードに関連した撮影ポイントはこちら。
運動会撮影のコツ
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